ドラクエ好きにはお馴染みの序盤最強の銅の剣
最初の街ではなぜその序盤だけ最強の銅の剣しか売ってないのか?というところがスタート
で、ドラクエなので勇者も存在し、主人公の弟が勇者の適性があるということで旅立つことになった
主人公はこんな街ごとに適正レベルの武器しか売らない世界では
弟が危険だということでこの仕組みを変えるために旅立つことになる
旅立ってからは実際に世界で起きた金稼ぎをモデルに話が作られている
銅の剣しか売らないという話は中盤は置き去りな感じ
モデルとしては下の5つ
- 1637年のオランダのチューリップバブルとそれを利用した信用取引やオプション取引
- 人の感情、特に怒りを誘発するコンテンツで投げ銭システム
- 奴隷を低賃金労働力として使う組織、その解放を大々的に呼びかけて知名度を上げる組織
- 複数の国への戦争煽りで武器売買
- 麻薬
この本の中では大衆は努力もせず何も考えず周りに流されるという扱いで
上のどれもがその習性を利用したものになっている
主人公の行く先々でこんなモデルが展開されている名探偵コナン君状態
最後にはなぜ銅の剣までしか売らないのかにたどり着く
ここは伏せておく
最後に
ドラクエ感を期待して読むものでは無いのでそこは気をつけたほうがいい
以上
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