「その日何を食べるか」や「何時に寝るか」のような小さなものから、「どんな分野でスキルを磨くか」や「何に投資をするか」のような大きなものまで様々です。
特に、大きな決断の際に適切な判断ができるかどうかで人生は激変します。
今回はこの決断の際にやるべきことを見ていきましょう。
大きな決断をする際にものすごく大事なこと
大事なことを3つ見ていきます。
多角的に見る
多角的に見るとは、一つの情報源だけに固執せず色んな所から情報を収集し、それぞれに対して自分なりの解釈を与える事です。
この中には2段階あります。
まずは色んな所から情報を収集する、次にそれぞれに対して自分なりの解釈を与える事です。
自分なりに解釈する段階までくれば、頭の中でそれぞれの優劣を付けることが出来、適切な判断へと近づきます。
逆に、一つの選択肢しか持たずそれに従って判断をすると、後悔する可能性は高くなります。
一番初めに見たものが最適とは限らないからです。
近年は特に、YoutubeやQuoraなどの知識が集まるサイトを使って無料で良質な情報を得られる機会が増えているので、自分の決断事項に関することは徹底的に情報を得て、自分の中に整理することがより良い決断につながります。
でも、人は訓練をしなければ上に見たような多角的に見るということができません。
みなさんも子供の頃を思い出してもらうと、目の前の事しか見えずそれに飛びついた記憶が浮かんでくると思います。
そこで、普段から意識して情報に触れる必要があります。
「この情報は本当に正しいのか?」から始まり、「正しいとすると、正しいものの中でこれのメリットは?」などを考えて日々の訓練をしていきましょう。
これを色んな情報源に対しておこないます。
こんなことをずっとやってたら疲れると思われるかもしれませんが、疲れた時はしっかり休んで、やる気が出た時にまた再開すれば良いのです。
自分が受け入れられる程度の負荷をかけることがより良い人生につながります。
少し未来を想像する
判断した後の未来を想像して、成功した場合はどうなるか、失敗した場合はどうなるかを考えることも大事です。
特に長期間の事だったり、リスクが測りきれないことをやる時に大事な習慣です。
人間は自分の一度決めたことは上手くいくというバイアスをかけてしまう生き物です。
そこで、判断の際に、一度自分でブレーキをかける訓練が必要になってきます。
それは、自分の中で再整理する方法もあれば、本当に信頼できる人に相談してみるのも良いと思います。
また、未来を想像した時に全く皆目見当もつかない状態であれば、そもそも情報収集不足であると考えれらます。
もし、そのような状態なら行動に移すのはやめておきましょう。
決断ミスをしたときに許容できるか
いつも正しい判断ができるとは限りません。
そこで、リスク許容度の把握と、ミスをした時の代替案や回避策を用意しておく必要があります。
リスク許容度とは、決断した後の良い悪いの振れ幅がリスクであり、その振れの最悪の場合に自分が耐えられるかということです。
分かりやすい例として、投資で投入したお金が大暴落して半値になったとしても生活が揺るがないか、精神的に耐えられるかなど考えておく必要があります。
ミスをした時の代替案や回避策とは、つまり他の方法が用意できているかということです。
決断ミスがあった時に、もう他に方法が無くて選択肢が無くなるような場合にも、決断はくださない方が良いと考えられます。
人生は決断で出来ている
上に紹介した3つのことはすべて日々の意識で身につけるべきものでありますが、身につくと決断の際の失敗が減らせます。
物事の大半は不確定なので、リスクは必ず伴います。
そのリスクを自分が許容できるのか、そして適切な方法で実践できるかという判断力をもつことが大事です。
参考になれば幸いです。
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