名著”人を動かす”の3章を読んだのでまとめる
3章の要点は
強い欲求を起こさせる
こと
3章のタイトルは「人の立場に身を置く」
人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやること
そのために、その人の立場に身を置くことが大事になるという事
自分の希望を語ったり、融通の利かない相手を説き伏せる事には意味は無い
口を開く前に「どうすれば相手がそれをしたくなるか」を自分に尋ねてみよう
自動車王ヘンリー・フォードの至言に以下のようなものがある
「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、相手の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることができる能力である」
これに反した面白い例の1つに
物を売ることを専門にしている広告業の輩でも自分本位で相手の事は全く考えていない手紙を送る例があった
あ、あともう1つ面白い教えがあった
世の中の多くのセールスマンがパッとしない成績で給料も上がらず失望して疲れ果てているのはなぜだろうか?
彼らは常に自分の欲するものについてしか考えていない
人は自分の抱えている課題を解決する事ばかりを考えている
だから、その課題を解決する方法を提案してやれば進んで買ってくれるものである
客というのは、自分で判断して買いたいが、売りつけられるのは嫌いなのである
この章の最重要事項は
「まず、相手の心の中に強い欲求を起こさせること。これをやれる人は、万人の支持を得ることに成功し、やれない人は、一人の支持者を得る事にも失敗する」
子供相手でも相手の立場に立って考えることは大事
幼稚園に行きたくないとか、ご飯を食べないとか、要らん事ばかりするとかで感情的にキレる親もいるけど、それでどうにかなると思うのはあまりにも浅はか
人に動いて欲しい時は、相手の立場に立って考えどうすれば強い欲求を起こせるかを考える
以上
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